PIPICOです。
連載「友達を勧誘しないブログ集客・ネットMLMで安定収益化する方法にたどり着くまでのお話し」シリーズの今回【第6話】は、もうタイトルからして物騒ですよねw
でもね、先に書いておこうと思うのですが、モラハラの元凶となった元夫には、今では心穏やかに感謝できる境地になっていますので、安心して読んでいただけたらと思います。爆
連載「友達を勧誘しないブログ集客・ネットMLMで安定収益化する方法にたどり着くまでのお話」
【第6話】モラハラと天罰、怒りが沸点を超えて離婚決断した経緯
それは忘れもしない、2013年8月31日の早朝の出来事でした。
当時住んでいた戸建の近くに、とても美味しいイチジク農家のササキさん(仮名)が畑を作っていて、農産物直売所も併設してやっていたのですが・・・(元)夫のお義母さんが前日夜に私に電話をかけてきて、
「PIPICOさん、明日の朝ね、ササキさんのところのイチジクを買っておいてもらえないかしら?ササキさんには私から注文しておくから。それとお代はあとで渡すから」
と頼んで来ました。
私は、
「もちろんです、はい、わかりました*^^*」
とホントに快諾しまして、ササキさんのフレッシュなイチジクをお義母さんが買うなら、うちの分もついでに購入しようとワクワクしながら8月31日の朝を迎えました。
朝の8時少し前くらいから、ササキさんちの農産物直売所は営業していたので、8時ちょっと前になったら子ども2人を連れて買いにいこうと計画していたのです。
ところが。
ササキさんは、我が家の子どもたちがまだ小さいことを知って、親切にも朝7時すぎにうちの玄関先まで配達に来てくれたのです。
朝7時すぎは、(元)夫がサラリーマン勤めしている会社に出勤するかしないかという時間帯でした。
ピンポーン
と、家のインターホンが鳴って、
「PIPICOさ~ん、イチジク、お義母さんの分でしょ、持ってきたよ~」
とササキさんの奥さんが声をかけてくれました。
私は、まだ外に出る服装ではなかったので、慌ててお洋服を整えて、玄関先まで出ていきました。
「おはようございます、ありがとうございます、わざわざ持って来てくださって、、、お代はおいくらでしたか?」
と聞きました。
「900円だよ、ほら、おまけもつけたよ」
「わあ♡ありがとうございます、じゃあお金持ってきますね、ちょっと待っててください*^^*」
と、私はササキさんの奥さんに声をかけて、自宅リビングに戻ってお金を出そうとしました。
ところが、自分のお財布の中はたまたま小銭を全部使っていて、1,000円札や5,000円札しか手持ちがありませんでした💦
なので、他に小銭を入れていたところを探そうとしていたところで・・・
「お前、何やってるんだよ、ササキさん待たせてどうするんだよ、さっさと1,000円払って来いよ。釣りなんかもらおうと思うなよ、ケチなやつだな」
と、な~~~んの前触れもなしに(元)夫が、私にかなりひどい言葉でまくしたてて来るではありませんか(遠い目)
ツマの至らなさを叱るオットこそが、良き夫だと勘違いしてる野郎は迷惑千万なので完全無視しようと決めまして、10円玉や50円玉を集めて900円にして玄関先で待っているササキさんのところまで持っていくことにしました。
でも、(元)夫が私に言ってきた言葉が、そこそこ大きい声だったので、玄関にいたササキさんにも聞こえていたんじゃないかな・・・という感じで、ちょっと気まずそうに、でも作ったような優しい笑顔で待っていてくれました^^;;;
「いつもありがとうございます、これ、900円分ですね」
「おいしいからいっぱい食べね*^^*」
そう言って、ササキさんは道路を通らずにうちの畑を横切って、砂利石の上をザクザク音を立てて颯爽と歩いて、超ショートカットで自分の直売所の方向に斜めに帰って行きました。
田舎に住んでいるとあるあるなのが、公道を歩かずに、畑などを斜めに横切って近所の庭を通ってご近所のところにやってくるカルチャーなのが、私は好きでした。
それにしても、(元)夫はなぜあんなことを言ったのだろう、、、なんかとってもひどいし、そもそも「あなたのお母さんのおつかいをしただけなのにな」と思って、リビングに戻ると、
「100円ケチるやつか」
という感じで、詳しい言葉尻はもう忘れちゃったのですが、その「100円キーワード」でイラつく言葉を投げて、その後は無言で会社に出勤していきました・・・。
元夫の車が、エンジンの回転数を急激に上げて加速していく音を、家の中で聞きながら、、
「家、建てたばっかりだけど、コレ、離婚決定案件だな」
と心の中で誓いましたw
そうなんです、決断したら行動が早いのがPIPICOさんのいいところ。
子どもたちは幸い、まだすやすや寝ていたので、こういうやりとりを見ていなくてよかったなと思ったものです。
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実は、新築戸建てを建てるまで、(元)夫のモラハラ言動はここまでひどくはありませんでした。
しかし、急に住宅ローンが全部自分にのしかかって来ることが、心のどこかで負担に思ったのか、新築戸建て引越し2日目にして、
- 家に傷をつけるな(=子どもたちが小さいと、ふいにおもちゃの落下などがあるから無理!)
- 子どもを2階に上げるな(=小さい子どもが階段を上がるのを防ぐって、どれだけの労力が必要かわからない奴の発言)
- 俺は2階で寝るから大人しくしろ(=何かの犯人が言う言葉やねん)
などの暴言を吐き始めて、それが日常生活のさまざまな形でエスカレートしていったんです。
家のローンを組む際に、名義を夫だけの名義にするか、私の名前も入れて共同名義にするかを、建築会社の担当から打診されたのですが、その時点で私のブロガーとしての収入はまだまだ小さかったこともあって、それで夫だけの名義でローンを組んだという経緯があります。
元夫のお義母さんは、子育て中もずっと会社員として働いていたことから、母親が育児をしながら仕事をするのは当然という思考が、元夫の気持ち的にはあったのかもしれません。
しかしながら、夫婦の会話が引越し後から全くできていなかったので、真相はわかりません。
そして、夫婦の会話ゼロの状態で迎えた2013年9月1日朝のことでした。
昨日、あれだけ悪態をついていた元夫が、家の2階で二回りくらい小さくなって布団の中にうずくまっていることに気づきました。
ん?
と一瞬違和感を感じつつも、どうやら何かの痛みに耐えている様子。
一応、
「どうしたの?大丈夫?」
と私から感情も何も含めずに事務的に声をかけてみると、返って来た返事は、
「あ、、足が痛くて・・・歩けない・・・」
でした。
この時、「ええ~?」とも「そうなんだ」とも「病院行こうか」とも、すぐ言葉が出なかった私は、超絶不謹慎な話ではありますが、
昨日の朝やったことの、天罰が当たったんちゃう?(´-ω-`)
と内心思いました(ブラックPIPICOちゃん)
まあ、でも武士の情けで助けてやろうじゃないかと思って、私は元夫のお義母さんに電話をかけて事情を話して、この日は娘の幼稚園の2学期の始業式だったのですが、下の息子の面倒も含めて、お願いできないか?と相談しました。
もちろん、(元)夫の状況も伝えて、です。
そして、近所の病院に車で連れていって、診察を待つ間も足がとにかく痛くて、座るのもつらそうな様子の(元)夫に、そもそもどうすることもできないので、定期的に水分の供給をして待ちました。
30分程待ったところでようやく診察室に呼ばれたのですが、医師の診察の結果は、、
「わかりません、原因不明です。もっと大きい○○病院を紹介するので、そこに行ってください」
という、まさかの内容でした^^;;;
ガックリうなだれる(元)夫に、励ます言葉をかけることはなかったのですが、とりあえず車の後部座席に座らせて紹介状をもらった○○病院まで、40分程運転して連れていきました。
この時点で、午前の診察の受付がギリギリ間に合ったという感じでした。
そこの病院では、MRI検査まで受けたのですが、医師の診察の内容は、、
「足の腫れの原因、わかりません・・・」
とのことでした。
新婚さんいらっしゃいの番組なら、ここでイスから転げ落ちるタイミングですが、ギャグを言う雰囲気でもなかったですしそういうテンションでもなかった私は、、(だって離婚決断してるしw)
「あの、MRI検査を行ったというのは、足の腫れの原因が脳や神経にあると推測していたからなのでしょうか?」
と医師に質問してみました。
答えは、
「そうです。でもMRIの検査では何の異常も見当たらなかったんですよね。・・・う~ん、、となると、純粋に足の “皮膚” が腫れているとなると、、、皮膚科かなと僕は思うんです」
とのことでした。
これは困ったことになったぞ、と思いました。
なぜなら配偶者を病院に連れていくだけで、時間がとにかくかかってしょうがないからです。
しかもこれから3軒目の病院に行くとなると、、、それが終わるのはもう夕方になる勢いでした。
※MRI検査でかなり時間かかったから
でも、武士の情け発動中なので、しょうがないなと思いつつも今度は来た道を戻る形で反対方向にあって、市内のはずれにあった皮膚科まで(元)夫を連れて行きました。
結果、その3軒目の皮膚科でようやく、
「・・・コレ、大人でもかかる手足口病ですね」
という医師の診断が下りました。
病名がついたことで、足の激しい痛みはあるものの精神的には若干安堵した(元)夫を連れて、子どもたち2人を預かってもらっていた義実家に迎えに行ったのは、この日の17時をとっくに過ぎた頃でした。
・・・家族を介護するとなると、普通の仕事ができないんだ
と、この時痛感しました。
いや、コイツ(元夫)の面倒は絶対見ないし、その前に離婚するけど。
そこでPIPICOさんは、翌日からはブログを書いて仕事をするスタイルにより一層励むことになったのです。
自宅リビングで、パソコンを使って様々な文章をとにかく毎日書き続けました。
この時期あたりが、インターネットビジネス・アフィリエイトを絡めて、挑戦していた時期だったんです。
ところが、です。
この年の11月に入り、すっかり手足口病のことや、まるっと数日看病したことを忘れたかのように、(元)夫は私に急に言い出しました。
「毎日毎日、パソコンばかり触って、何やってるんだ?引きこもりか?」
でも、ブログで稼ぐという動機を作ってくれた張本人からの言葉なので、こう反論しました。
「違うよ、これを仕事にしようと思って毎日挑戦してるんだよ。ネットビジネス(※)だよ」
※2013年当時はインターネットで仕事をする、ということに田舎では全くもって市民権がありませんでした
「ハッ!そんな怪しいことやって、本当に稼げるのか?そういうの、副業とか言ってるけど、本当に稼げるって言い切るなら、札束を俺の目の前に出してみろよ?出せないだろ?」
ぽくぽくぽくぽく、ちーーーーーーーーーーん。。。
私の中で、静かな怒りが瞬間的に今、沸点を超えました。
女性が仕事にチャレンジするのを、邪魔する男なんか日本の負債だ、と怒りで何言ってるかわからない言葉が、ニコニコ動画のテロップみたいに頭の中を流れていくのを感じましたw
つづく
追伸
元夫がもし毎月300万円生活費を渡してくれるような、「イイ旦那さん」だったら、私はブロガーとして成功できなかったと思うので、大きな起爆剤になってくれたことに対して、今は心から感謝しています。
ちょっと不思議な言い方をすれば、カンフル剤役を買って出てくれた大切なソウルメイトだったかもわかりません。
でも、嫌なものは嫌ですし、嫌だなと思うことはストレートに伝えて、自分の人生を好きなものを選択できた方が幸せじゃないですか。
だから、私の離婚決断はもうゆるぎないものとなったので、この後に別居して離婚調停になるのですが、元夫側は復縁希望じゃないですが、
「なぜ妻が家を出て行ったのか、ワカラナーイ」
と記憶喪失男を演じていたので、あ~稼いで見切り発車でも子どもたちを連れて別居してよかったと心底思ったことも、今ではいい思い出になっています。
今、ストーリーの流れの都合上、特にこの第6話はちょっとブラックPIPICOちゃんだったこと、ご了承くださいね^^;;;
次回【第7話】では、ブログで稼ぐことから派生してインターネットビジネスという概念に出会い、そこでどんなことを経験したのかを綴っていこうと思います。
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