【第2話】1社目のネットワークビジネス勧誘は元同僚からのお食事の誘いでした

 

ぴぴこです♪

前回の【第1話】では、初めてインターネット上で日記を書くという「ブログ」と出会った1999年から、ブログを書くきっかけをくれた当時の恋人とは別れて、社会人になってから当時流行し始めていたmixiで再びブログを書き始めるところまでお届けしました。

今回の【第2話】では、社会人になったからこそのネットワークビジネス勧誘あるあるダンジョンが勃発・・・します(≧◇≦)

でもひとつだけ最初に書いておきたいのは、ネットワークビジネスというビジネスモデルを批判する内容ではなく、「もっとこうなったらいいのになぁという願いを本作品に込めている」ということです。

というわけで、本編に進みます!

 

 

連載「在宅ネットMLM集客で累積1億円以上の流通と安定収益を作るまでの道のり」

【第2話】1社目のネットワークビジネス勧誘は元同僚からのお食事の誘いでした

時は巡って2005年。

私はあっという間に社会人3年目の春を迎えていました。

あの頃はまだポケベルやガラケー、それに公衆電話もあちこちにあるような時代でした。懐

東京の世田谷区で普通のOLをしていた頃で、mixiでブログをアップするのが日課になりつつ、そのブログを介して出会った人たちと積極的に一緒に遊びに行くなどの、若気の至りともいえるような行動(※)を楽しんでいました。
※当時はネットで知り合った人と会うのはめちゃくちゃ危険と言われていましたが^^;;;

OLとしてお世話になった会社は、同期入社が私含めて3人しかいなかったのに、その1人の愛知県出身のサトシくん(仮名)という男の子は、勤務1年半をすぎた前年の2004年秋頃に会社を辞めてしまいました。

ちなみにもう1人の同僚は、沖縄出身のヒガくん(仮名)という男の子だったのですが、彼は琉球出身の方特有のぱっちりおめめな彫りの深いイケメンで、普通にモテるはずなのにソープ○ンドにハマって、

 

「食費を削ってでも、ソー○ランドに行って女性を買う」

 

と豪語する、女性にはなかなかわかりづらい情熱を持っている、まるでドラマの設定みたいな人でした(遠い目)

そうだなぁ、もう少し具体的な例を挙げるとすれば・・・ネットフリックスで話題になっていた「全裸監督」とかに出て来そうなくらいのキャラを、素でやってる感じでしたねw

そんな人が同僚で大丈夫なのか?と思われたかもしれませんが、割り切ってお金を介して女性と付き合う男性は、仕事で関わる女性には手を出さない主義の人がどうやら多いらしく、逆にフツーーーーに仕事仲間としては適度な距離感で適度な仕事ができて、便利でした。

 

便利ってなんでやねん、って話ですが。。

まあ、言い換えると仕事ができる人だったので、同僚として一緒に働いている分には仕事のミスも少なくてとてもラクだったんです。

脱線しまくったので、話をサトシくんの方に戻しましょうw

サトシくんが会社を辞めた理由というのは、最後に内輪で開催した送別会の場でサトシくん曰く、

 

「そろそろいいかな、と思って」

 

という内容でして、それはそれはぼんやりした理由すぎて、逆にハッキリ印象に残っていました^^;;;

彼が2004年秋頃に会社を辞めて以降は、本当に時々メールで近況報告をする程度でしたが、2005年に入って桜も散った頃に、

 

「今度、用賀駅(当時私が勤めていた会社の最寄り駅)近くで飲み会しない?」

 

とメールでお誘いがありました。

ヒガくんには声がかからずに、なぜか私だけに連絡が来たのです。

サトシくんのことも、ヒガくん同様に全く異性として見ていなかった(もちろん、2人とも私に対して女性として見てなかったw)のと、そもそもサトシくんには恋人がいることも知っていたので、なぜこの時期に飲み会なんだろう?という素朴な疑問が湧いてきた私は、

 

「いいけど、彼女いるのに彼女を置いて飲み会とか大丈夫なの?」

 

と超ストレートに返信してみましたw

すると、

 

「あいつとは別れたんだよね。飲み会ってのは、俺の友達も来るからさ。女の子なんだけど」

 

と返信が来るではないですかっ。

ほほぅ、新しい彼女候補か、もしくはすでに新しい彼女なのか、、、などと週刊誌の取材記者のように思いながらも、当時まだ独身で身軽だった私は興味本位もあって、「それならいいよ」と伝えて、飲み会の日時を設定してもらうことになりました。

 

そして、一週間後の水曜日の夜でした。

 

東急田園都市線の用賀駅で18時頃待ち合わせだったので、仕事を終えた私は急いで駅に向かいました。

もうサトシくんと、その「お友達」の女の子は改札口のところにすでに到着していました。

背の高い女の子で、身長が165センチくらいだったサトシくんよりも高くてすらっとしている美人さんでした。

 

(・・・わあ、めっちゃええ女やん!サトシくんって会社で仕事している時はわからなかったけど、普段はモテ男なのかな)

 

と、近所のおばちゃん的発想で私は内心思いつつも、普通に初めましての挨拶を2人にして、そこから近くの居酒屋さんに行って、21時すぎくらいまで3人で楽しくお酒を飲んだり食事をしながら会話を楽しみました。

その女の子のことは、もう本名はすっかり忘れてしまったので、ミキちゃん(仮名)としておきましょう。

そして、その時は普通に飲み会も終わり、「じゃあ、またお食事会しましょうね」的な雰囲気で解散することにしました。

 

純粋に楽しかったのですが・・・

 

それからまた1週間くらい経った頃のことでした。

またサトシくんからメールが来て、

 

「今度さ、大手町駅近くの○○ビルの最上階で集まりがあるから、俺そこに行こうと思うんだけど、一緒に行かない?この前一緒だったミキちゃんも来るんだよね」

 

という内容でしたw

はい、、、ここまでの振りで、次に何が起こるか、もうあなたには伝わっちゃっていると思うのですが、このままネットワークビジネスあるある的な予定調和になることをここに記した上で、粛々と描写を書き進めて行こうと思います(≧◇≦)

そうなんです、最初の飲み会は前段階であり、この “集まり” というのが本丸でした。

私はこの時、何の集まりなのか一切告げられることなく、まあ、お友達との集合場所くらいな感覚で、仕事終わりに世田谷からわざわざ大手町駅近くまで出向いてしまったのは、完全なる判断ミスだったと思います(遠い目)

でも、なぜわざわざ出向いてしまったのか?というと、それは北海道出身の私にとって、

 


東京の大手町のビルに立ち寄る!

 

というシチュエーションが、純粋にかっこよく思えたからです^^;;;

若かった自分の思考が、恥ずかしいですねw

でも、もしこの記事を読んでくださっているあなたが地方出身の方ならば、、、こういう、

 

「大都会TOKYOで青春を謳歌しているYO!」

 

みたいな状態に、何かしらの魅力を感じてしまう思考って、ちょっと伝わるでしょうか^^;;;

まあ、そんな私の個人的な思考はさておき・・・結果的にその集まりとは、海外展開をしていて途中で日本に上陸して、日本国内でもネットワーカーとしての成功者を多く生んだものの、途中で製品と社名変更をするなどの様々な問題が起きた会社さんのセミナーだったのです。

サトシくんとミキちゃんは、遅れて到着した私の席を確保してくれていたのですが、、、セミナー形式で登壇して話している人たちの内容を聞いた途端に、私はぎょっとしてしてしまいました。

なぜかというと、どんな内容か全く聞いていない状態で私は参加してしまったので、そのセミナー内で話している方々の高いテンションと熱意に全くついていけなかったからなのです。

具体的には、今思い起こせば感動の製品体験談を数名のディストリビューターの方が話していたんだとは思いますね。

でも、私は友達と待ち合わせ場所くらいにしか認識していなかったので、

 

(なぜ、ここで話している人たちは、いきなり感極まった感じで熱く話しているのだろう?^^;;;)

 

という風に感じてしまい、マイクを持って話している方が熱く語れば語る程、私はどんどん気持ちが冷めていきました(;´Д`)

そもそもそのセミナーには、かなり遅れて到着したので、最後の30分くらいしか私は参加しなかったのですが、どうやらその集まりも終わって、さーて、、、帰ろうかなと思ったら、今度は隣に座っていたサトシくんとミキちゃんが、

 

「この会場の隣に、さっき話していた人たちの言っていたお店があるから、ちょっと寄っていかない?」

 

と、声をかけてきました。

私は何のことかわからなかったのですが、自分は買わないけどサトシくんたちのお買い物につきあうよ、というようなテンションで、

 

「いいよ♪」

 

とだけ返事をしてついて行ったのですが、、、

 

「この歯磨き粉は添加物が入っていなくて・・・」とか

「この化粧水は低刺激で・・・」などと

 

お店に移動した途端に、色々私に話しかけてくるではないですか^^;;;

サトシくんが話す合間合間で、ミキちゃんも「これ、私も使っているの」とか「これもいいよ♪」などと合いの手を挟んで来るわけですね。

ネットワークビジネスに無知な私でも、さすがにそれは嫌だなという気持ちにどんどんなっていきます。

やがて、あまりに製品を私に勧めようとするので、

 

「あのね、サトシくん、私さ、自分の好きな製品があるから、これは買わないよ*^^*」

 

とハッキリ伝えました。

すると、

 

「じゃあ、自分は歯磨き粉を買ってくる・・・

 

とだんだん声が小さくなる感じで言って来て、その会社さんのショップのお会計に歯磨き粉を持っていきました。

ミキちゃんもそんなサトシくんにくっついて、お会計の方にさっと行ってしまいました。

それからどんな話題を話したのか、もう覚えていないのですが、とにかく帰りの電車は3人で帰って来たのは覚えています。

最初に飲み会の待ち合わせをした駅でもあり、私の下車する駅が近くなった時に、ミキちゃんの方から「せっかくだからお食事をしていかないか」と提案はあったのですが、明日の仕事が早いことを理由に、私は2人にじゃあねと声を地元の駅で電車を降りて、川崎方向に走る電車に2人はそのまま乗って帰っていきました。

 

ふう。。。

 

走り去る電車を背中で感じながら、私は帰宅ラッシュはとうに過ぎた駅のホームを改札に向かって歩き出しました。

元同僚、そして友達だと思っていたサトシくんとミキちゃんは、どうやら私を何かに誘いたい&何かを買わせたい意図があった、ということはわかりました。

でも、笑えることにこの時点では、これがハッキリとネットワークビジネスのお誘いとセミナーだったということを認識していなかったんですよ、私w

というか、そもそも、2人は会社名をハッキリ私に言わなかったので、わからなかったのです(^▽^;)

いやぁ・・・鈍感でしたね~(;´Д`)

後日談としては、この翌日にすぐまたサトシくんからメールが届きまして、

 

「自分は昨日ぴぴこさんに来てもらった会社の仕事を、本格的に取り組もうと思う」

 

というような内容が書かれていました。

でも私は何のことなのか・・・たぶん私のことを勧誘したかったと思うのですが、当時はサトシくんの言っていることが全然わからなかったので、

 

「そっか、頑張ってね♪私は今お世話になっている会社で仕事頑張るね☆」

 

とだけ返信して以降は、もう連絡を取り合うことも会うこともありませんでした。。

友達だと思っていた人からのネットワークビジネスの誘いが、相手もうまく私に情報を伝えられなかったために、私も不信感を感じてしまい、結果的には、人間関係がギクシャクしちゃったパターンをいきなり経験したわけですね。

あれから20年近く経った今、当時を振り返って気づいたことは、やはり最初のセミナーにお誘いする時点でどんな目的なのかをしっかり教えてくれていた方が、不信感がなかったと思います。

【第3話】に続く

 

 

つづく

 

 

追伸

私のことをネットワークビジネスに誘って来たサトシくんは、今頃どこで何をしているのでしょう。

もちろん、本名は覚えているのでそっと検索してみたのですが、いかんせん同姓同名の方が多くて全然見つけることができなくてですね^^;;;

当時のネットワークビジネスの会社さんで成功してくれていたらいいなと思って、月刊ネットワークビジネスの雑誌を買って探してみたいなと思ってしまいました。

彼は私と同じ会社に勤めてはいたものの、急に退職するとなった時の退職理由が、マジで「そろそろいいかな、と思って」だったので、「なんつー理由やねん(~_~メ)」と心の中で盛大にツッコミを入れた記憶がありまして、懐かしいものです。

運命とは不思議なもので、もわ~んと嫌な気持ちになった初めてのネットワークビジネスの勧誘を受けた出来事があったおかげで、こうやって今面白おかしく記事を書かせていただいていますので、サトシくんやお友達のミキちゃんにも遠くから感謝の気持ちを送っておこうと思います。

さあ、というわけで、次回の【第3話】は2社目の勧誘を受けた体験記をお届けしますが・・・まー、これもなかなかドラマチックw

というわけで、引き続きよろしくお願いいたします~!

 

前(第1話)へTOP次(第3話)へネットMLM集客

 

 

 



ブロガー歴24年ぴぴこ公式LINEでは
失敗しないネットワークビジネス
の始め方5ステップ講座講座を
期間限定無料プレゼント中*^^*
↓↓↓↓↓

友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!